生きるって厳しい

日々の出来事や思うこと

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授業初日の反省

緊張? 少しはあるかも。

2017年度が本格的に開始した。

今年もつクラス、1年生と2年生だが、合計10クラス、約250人、全員初対面である。

正確には、2年生は廊下や学食ですれ違っているだろうから、顔くらいなら覚えているのがちらほら。

とはいえ、別段今年だけ何か特別なイントロを考えているわけではないので、いつものように、俺の自己紹介と、質問コーナーと、質問が切れればそこから授業という展開である。

そしていつも通り、十分につかみはOKな感触を得た。

1か月半、まともに体すら動かしていなかったので、初日に5時間あると、さすがに腰に響く。ぐったりと疲れて放課後を迎えた。

 

帰る前に、部活でも冷やかそうと体育館に出向く。

すると3年生の女子が二人、俺を見つけて大声で名前を連呼する。

元気のいいこことよ。15分くらいだろうか、キャーキャーお話した。

子供たちはまだ話したりなそうだったが、そんなところへ3月に卒業したばかりの子たちが3人遊びに来たので、上級生が嫌いな2人はそそくさと退散した。

懐かしくもなんともない。ついこの間まで一緒に教室で顔を突き合わせていた仲である。とはいえ、私服でしっかり化粧なんかしてくると、いきなりずいぶんとお姉さんになった感じがするものだ。

学食で30分ほど談笑し、バイトがあるからと帰っていった。

卒業して2,3か月くらいは、多くの卒業生たちが遊びに来るが、だんだん人数も回数も減ってきて、ついには滅多に顔を見せてくれなくなる。

まあ、これも成長に一過程なんだろう。新たな生活に順応し、そっちで手いっぱいになっていくのだ。喜ぶべきことなのではないだろうか。

その後、女子バレー部の練習が始まった。

実は以前、専任だったころに女子バレー部の顧問をしていたことがある。

任命されたとき、バレーなんかルールすら3回で向こうに戻せばいいんだよな程度しか知らない状態だった。

そこから必死でDVDまで購入して勉強し、知識だけはやっと子供たちに追いつくことができた。

しかし、いざ練習に加わろうとすると「じゃまだからどいてください」と無慈悲な一言。

ほろ苦くも懐かしい思い出である。

 

 

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1ゲーム終了したので、こんどは美術室に顔を出した。

美術部の顧問は、もう何十年もこの学校にいらっしゃる、きれいな白髪のちっちゃなおばあちゃん。笑顔が本当にかわいらしい。

俺とは仲良しで、たまにこそこそと遊びに来ては、しばらく談笑して疲れを癒して帰宅する。

今年もこのひそかな楽しみが続けられること、心から感謝したい。

ちなみに、美術部の子供たちはすでに帰宅した後だったようだ。

 

授業やってる時が、そして放課後のこのひと時が、生きていることを実感させてくれる。

 心から思う。もっと働きたいと。

 


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